2013年4月22日（月）タイ王国国会議員団（日本の厚生労働委員会に相当する機関に所属されている）の１７名の方々が施設見学のためカメリアに来訪されました。今回の施設見学会は、JICAの高齢者介護プロジェクトを通じて実現しました。
Committee Social Welfare,The House of Representatives of Thailand（タイ王国社会福祉実行委員会）の会長、副会長、顧問、法務官などタイ王国の福祉に関する機関としては中枢に位置する方々、日本の社会福祉の現状を参考にできればとカメリアの施設概要を傾聴されていました。
今回施設見学会は、議員のご家族も随行されカメリアで採れたハチミツとクラッカーが振る舞われるなど終始和やかな雰囲気のなか進行されました。
カメリアの滞在予定は２時間と非常にタイトなスケジュール。最後の質疑応答では予定時間を過ぎても質問の手が止まらないという情報を得ようとする貪欲さは、さすが国会議員と思う一面でした。
見学会終了後、贈り物としてタイの素晴らしい工芸品の数々がカメリアに贈呈されました。
今回の国会議員団をはじめ、タイの視察団は、医療関係者や、政府関係者など様々な機関に所属する方々が当施設に来訪されましたが、皆さんの日本の介護に関する知識や技術を取り入れようとする姿勢はとても熱心で、まだ『家庭で介護』という考え方が常識となっているタイの現状を、日本の介護施設をモデルに変わろうとする熱意が感じられます。その海外視察の対象施設としてカメリア会が選ばれることはとても光栄なことで、これからも国際協力というかたちで微力ながらお手伝いできれば幸いです。
